生命保険が必要なことはわかっているけれど、自分にピッタリの保険の選び方がわからない人も多いもの。この最初の一歩が踏み出せずに、保険選びがめんどうになって入らないままの人もいるよう。また、とりあえず選んで入ったものの、本当によかったのかどうかわからずに「不安」な人もいるでしょう。
保険は「安心」のために加入するもの。なのに、入らないままではいつまでたっても「安心」できないし、入っても「不安」では困りもの! そんなことにならないよう、保険選びのキホンを押さえておきましょう。それは、「誰が?(保険に入る必要のある人)」・「どんなとき?(お金の不安)」・「いくら?(必要な保障額)」・「いつまで?(必要な保障期間)」の4つの「?」にフレーズを当てはめることです。
第1回目で、命や健康に関するお金の不安は、「万が一の死亡」、「突然の入院」、「老後の生活費」、「介護費用」の4つあることに触れました。これに、4つの「?」に当てはまるフレーズを入れてみると、次のようになります。

- 育ち盛りの子どものいる父親が、万が一死亡したとき、家族の生活費と子どもの教育資金として3000万円、一番下の子どもが独立するまで。

- 自分が、入院したとき、医療費の補てんとして入院日額1万円、一生涯。

- セカンドライフに入った夫婦が、老後の生活費が不足したとき、その補てんとして5000万円くらい、60歳から70歳まで。

- セカンドライフに入った夫婦が、要介護になったとき、費用の備えとして500万円くらい、一生涯。
これは、あくまで一例ですが、このようにフレーズを当てはめていくと、おのずと入るべき保険の種類が見えてきませんか? 1は定期保険または収入保障保険など掛け捨ての定期保障タイプの保険、2は一生涯の保障のある終身医療保険、3と4は貯蓄型あるいは投資型と呼ばれている保険が適しています。
そして、もう1つ、保険選びで大切なことは、今の自分にとって必要性の高い保障をカバーすること。
4つのフレーズに合わせて、自分にとって必要性の高い保障をカバーできるように考えて保険に入れば、「自分にピッタリ!」と納得できて「安心」できるはずですよ。
All About
マネーガイド 小川千尋

- 小川千尋
1994年FP資格取得。FP資格と編集の技術を融合させ、マネー誌を中心とした編集・執筆に従事。「わかりにくい難しいことをわかりやすくひもとく」がモットー。All Aboutマネーで記事を執筆中。
















